2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

23/01/30 Text(ile)

昨日はBunkamuraで開催されていたマリー・クワント展の最終日に赴き、既成概念を打ち壊さんとする精神性とエネルギー、そしてそれを実現せしめた迸るセンスに震えた。その後、楽器屋や服屋を彷徨い、21時過ぎからゴールデン街を放浪。日曜日なのにそこそこ飲…

23/01/28 Cultivate

國學院大學博物館で今日から開催されている、「物語絵―嫁入本『源氏物語』全54帖公開―」という企画展を見に行った。 museum.kokugakuin.ac.jp 恵比寿と表参道の狭間、渋谷駅を中心に見て奥渋と反対側(愛称はあるのだろうか?)へ初めて歩みを入れたが、起伏…

23/01/27 Estd.

日記を書き始めて一ヶ月が経った。やろうと思えば続くものだ。継続は力なり、この世で最も現実に立脚した格言だ。これが何の力になるかは分からないが。 継続は力なり、と並んで、最近にわかに納得感をもって、座右の銘その三くらいのポジションに上り詰めて…

23/01/26 Roseau

あるまじきことだと自覚しているが、自分の人生を生きているという感覚が、かなり薄い。 どこかでリセットボタンを押すことができて、第四の壁の向こうにいる自分が、もう一度、今度はうまい具合に、「正解」あるいは「よりよい」選択肢を選んでくれるような…

23/01/25 生存戦略

人の背中を押すのがたぶん上手い。それに、話し相手がなんとも思っていない些細な出来事に、「素敵」ポイントを見出すのが上手い。と、思う。 と、思うし、相手の言動の動機を掘り返して、その行動はあなたが、ほかの誰かを慮ってしたことなのではないですか…

23/01/24 venn

同族嫌悪という感覚を持ったことがないかも、と思った。 そもそも同族嫌悪とはなんぞやということに立ち返ってみると、自分と似た趣味・性格の人間に対して抱く嫌悪感を一般的に指しているようで、アイデンティティの危機や、自己投影が心理の根底にあるよう…

23/01/23 呵!

万年筆が書けるようになった。万歳。 万年筆で書いた字には、墨書のようなのっぺり感はなく、硬筆のような角々しさはなく、ボールペンのような粘着感もなく、水彩画のようなサラサラ感がある。文字の一画一画ごとに異なるインクの滲み方をするために、同じ質…

23/01/22 Old Faithful

万年筆がなかなか書けるようにならない。 インターネッツの海に流せる範囲を超えたプライベートな内容を、せっかく良い万年筆も買ったことだし、物理的に書き記していこうと思ってロルバーンのノートも買ったのに、肝心のインクが出ない。 仕方がないので、…

23/01/21 saki

世界で一番早く季節が巡る場所はアパレルショップに違いない。 梅の花より早く春を予言し、クリスマスより早く冬を予告する。あわてんぼうのサンタクロースどころの騒ぎではない。秋雨前線が鎮座するとき、店頭はすでにウィンターシーズンだ。 つまりは現実…

23/01/20 Loneliness, Loneliness!

好きなひとのすべてを知りたいと思う。 この好き、には恋人に向けたものも、友人に向けたものも含まれている。自分の大切な人が何をしていて、どこに行って、どんなことを感じているのか知りたい。把握したい。承認欲求モンスターとはまた違う、SNS中毒者の…

23/01/19 Weird? Wired?

ギターヒーローの影響でYAMAHAのPACIFICA 611が飛ぶように売れているらしい。 鬼ころしお姉さんのYAMAHA TRB1004Jも売り切れているとか。 この光景はけいおんでも見たから感慨深い。 自分がギターを触り始めたのもちょうどそのころで(けいおんを見て、では…

23/01/18 матрёшка

友人とともに夕食を食べ、飲酒した。 ゴーヤが乗ったピザが印象的で、あのザクザクした食感が柔らかい生地やチーズに包まれているのは新鮮だった。 会話の内容の半分がそれぞれのキャリアに関することになってしまったことだけ口惜しい。 「気にしないことに…

23/01/17 ガラス玉

電車で隙間に座りづらい。 ひとびとが衣類を着込み、物理的にボリュームアップする冬は尚更である。いや、むしろ薄着になる夏の方が心理的障壁は高いかもしれない。 とにかく、個々人の体格差はあれど、結局身体の側面は衝突する。既に座っている人間に対し…

23/01/16 味噌と葱

最近、短歌が流行しているらしい。 世間の流行り廃りに疎いので歌集が売れているとかそういう話も知らなかった。 言われてみれば、プレバトの短歌コーナーは確かに人気っぽい。 SNS感覚で楽しめる、というのがフックになっているそうだが、なんともまあ、期…

23/01/15 Press Start Button

昨晩は上野で飲酒して、そのまま終電を逃す失態を犯し、1.5時間の徒歩+心が折れてタクシーで帰宅したので、書けなかった。 ともに飲み歩いた友人とは、会うたびにおたがいの嗜好・志向・思考を解剖していく会話ができるので、とても楽しい。 終電後の世界も…

23/01/13 よろづの言の葉とぞなれりける

今日の(昨日の)プロフェッショナル 仕事の流儀は、校正者だった。 「インターネットの言葉は適当に放り投げられて、ささくれだっている」という言葉が印象的だったが、しかし、個人的にはその粗暴な言葉も、人間が吐き出した素材そのものの味、という趣が…

23/01/12 悲しい歌ほど好きだった 優しい気持ちになれるから

「となりの怪物くん」を一気読みした。 一気読みして、心に深手を負った状態で今日の日記を書き始めている。 メンタルがメルトダウンしている状態で、フィクションといえどハッピーエンドのストーリーを摂取すべきではなかった。ひとはすぐに自分の現状と比…

23/01/11 シュ・ハリ

昨日のインプットの話の続き。 少し前にTwitterで(いつもTwitterで話題を獲得している(丁寧なインターネット生活か?)自分が心底嫌になるが)、「知識がない方が個性が生まれる」というトピックが、その誤りを正す方向で話題だったことを思い出した。 凡…

23/01/10 I/O

インプットが足りていないと痛感している。 日記をつらつらと書き始めてから、一冊のまとまった本を長らく読んでいないことを思い出したし、そういう視点でほかのはてなブログの記事を読んでみると、しっかり推敲して書いてあるということを抜きにしても、な…

23/01/09 飢餓な気が

字を書くことに飢えている。 半年ほど前までは、仕事柄、ペンで字を書く機会が多かった。 最近はチャットツールやメモアプリばかりで(このブログもそうだが)、意識しなければ一文字も書くことない、ということもしばしばある。 幸い、いわゆる「漢字が出て…

23/01/08 21st Century Schizoid Man

閃光のハサウェイを見た。 とんでもない不完全燃焼感を残して話が終わり、嘘だろと思って調べたところ、三部構成の第一部だったので助かった。 こういった前情報の欠落だったり、好みに合わなかったり、またはただ単に駄作だったり、というガッカリするリス…

23/01/07 303P

野暮用があり、銀座まで行った。 新橋から歩いたのだが、SLが何やら工事で柵に囲われており、「見たことあるアングルで写真を撮るやつ」をできなかった。ほぼそのためにわざわざ新橋まで行ったのに。 新橋にはムーンシャインという気になっているバーがある…

23/01/06 VI VI VIVID

ここ1,2年で、髪を鮮やかな色に染めているひとがとても多くなったと思う。 それより少し前はインナーカラーが流行っていた気がする。 ヘアスタイルの流行り廃りを認識していたことに自分でも驚くが、とどのつまりカラフルな髪色が好きなのだ。 どれくらい好…

23/01/05 斗酒十篇

日記をインターネットの海に流し始めて早10日が経った。 桁が増えることはめでたいことである。そして遠大な目標になりうる。 それはさておき、継続することの大変さを身に沁みて感じている。 今日はどんなことを考えたかなとメモ兼下書きを眺めて題材を選ぶ…

23/01/04 (Instrumental)

流行りの曲が分からない。 数日前の紅白も、なんだかよく分からないうちに終わっていた。Vaundyというひとが客を煽っていたことだけは鮮明に記憶に残っているが。 思えば十数年前は、流行りの曲はすべてチェックしていた。土曜深夜のCDTVを欠かさず録画し(…

23/01/03 オモテ

浅草寺のおみくじは凶が出やすいらしい。 昨夏に凶を引いて落ち込み、厄除け守りを買って帰ったのだが、まんまとしてやられたということだったようだ(そもそもそこまで落ち込むなよという話ではある)。 初詣のときには正月感を味わうためにおみくじを引く…

23/01/02 無為

生産性のない会話をしていきたい。 久々に会う友人たちとする会話、つまりは近況報告は、往々にして一週間のうち40時間ほどを占める労働が主題になってしまいがちである。 どんなことをしていて、拘束時間はどれくらいで、賃金はいかほどで、そして最終的に…

23/01/01 一月病

もう元日の24時間は(酔っ払って12時間くらい寝ていたら)あっという間に終わってしまった。 何事も最初が肝心、というタイプでもないが、年始の浮かれた気分に乗せて、今年やりたいことをつらつらと並べてみたい。 もちろん色々と考えていることはあるのだ…