25/11/01 えっと

気が付いたら10月も終わっていた。

久々に丸一か月の休みだったわけだけど、体調が優れなかったがためにそうなったことはもとより、転職活動に忙殺されてしまった。正直、本来の意味での休みとは程遠く、むしろ普段の仕事では使わない部分の神経を使って、変な疲れ方をしてしまった。

もう少し正確に書くと、転職活動によって疲弊していることにはもともと気付いていなかった。カウンセラーに「休職とは異常事態に陥った心身を落ち着かせて休ませるためのもので、面接続きで疲れていたら元も子もない」と言われて、確かに、と気付いた感じ。

とはいえ、上旬のうちに30社以上のイカれたペースの面接を身体に鞭打ってこなし続けたおかげで、入社する候補は絞られてきている。必然、面接の数も落ち着いて、ゆとりを持った日々の暮らしを送れるようになってきた。

結果、病状も明らかに改善の兆しが見えるようになってきた。

のだが、ここにきて途端に寒くなってきた。本当に「途端に」という表現をするほかない。たしか中旬くらいまでは半袖のシャツ1枚で全く問題がない気候だったはずなのに。秋はほんの数日で吹き飛んで、ここのところは12月くらいの冷え込みらしい。そのせいで違う方面で具合がよくない日々が続いている。

本当に勘弁してほしい。自分は寒いのが大の苦手で、寒くなり始めると明らかに身体の調子が悪くなる。先週末は全身が重く、ベッドで寝てるんだか起きてるんだか分からない半覚醒みたいな状態で、気付いたら月曜日になっていた。追い打ちをかけるように、長らく縁のなかった季節の変わり目の副鼻腔炎も久々にやってきたし、たまったもんじゃない。

心療内科でもらっている薬に抗生物質やらが加わって、食後にそれなりの数の錠剤やカプセルを並べると、自分が病人である事実がそこに並んでいる気がしてきて、気が滅入る。

気晴らしの散歩も、暖かいうちは思い立ったら部屋着のまま、あるいはTシャツに着替えるくらいで飛び出せていたのに、寒くなってきてからはそれなりに着込んで防寒しないといけなくなって、文字通りなかなか足が向かない。

なんだかマイナスなことばかり書いてしまったけれど、食事は徐々にできるようになってきた。先日、1ヶ月以上ぶりに白米を食べることができた! 買ってきた海鮮丼だけど、美味しかった。もちろん、落ちた体重がすぐに戻るほどの量は食べられていない。基本1日2食。でも、そのおかげ(せい?)で、前は少しキツくなっていたスーツが余裕で入るようになっていた。思わぬ幸運。脂肪が落ちて寒さに弱くなって、体力も落ちていいことなんて何もないと思ったが、これだけはラッキーだった。

 

じゃりんこチエでは、おばあはんが「ひもじい 寒い もう死にたい 不幸はこの順番で来ますのや」と言っていた。やはり空腹と寒さは敵。季節はどうしようもないけれど、ストレスで食べられなくなるより、たくさん食べてしまう方がいっぽどいい、と、思うように動いてくれない胃腸に向かって念じてばかりいる。

25/10/05 Fall into

めちゃくちゃ秋っぽい。

あまり外に出ないで、真夏と同じ設定温度のエアコンのもとで暮らしていたからあまり気付いていなかった。たぶん先月の台風が、夏の高気圧と雰囲気をもぎり取って行ったのだろう。最近はどちらかといえば夏のイメージのある台風だが、歳時期では秋の季語。未だに半袖で外出できる気温だから忘れがちだが、確かに9月は秋だし、10月はもう冬の方が近いはずだ。

このところ、不調な心身を労わるべく、そして転職活動とその不安でいっぱいになる頭をリフレッシュするべく、予定のない日は外出して、今まで通りの暮らしをするように努め始めた。つまり、美術館に行ったり、本屋に行ったり、スーパーマーケットで買い物をしたり、それらの合間合間で街を歩いて公園で一休みしたり、そういう穏やかな生活。

コンクリートジャングルと呼ばれて久しい都会のなかにも、自然豊かな公園はいくつもあって、ベンチに腰を下ろして、雲や木々を眺めることができる。そこに自分を苛む要素は一切なくて、「ずっとこうしていたい」という気分になってくる。すると、草木が風に靡く葉擦れの音や、鳥や虫の鳴き声に意識が向いていく。そうして秋の訪れに気がつく。毎年こうやって「目にはさやかに見えねども」の歌のすごさを再確認している気がする。

やっぱり、ある程度暑さが落ち着いて、肌が焼けるような日差しと、本当にサウナのような揺らめく空気に、気を張って耐える必要がなくなってくると、視覚や聴覚といった触覚以外の感覚に余裕が出てくるのだと思う。秋の味覚に舌鼓を打てるのも、同様の理屈ではあるまいか?

 

しかしながら、好きなものを飲食できる状態にないと、街を放浪する楽しみは結構減ってしまう。いつもなら魅惑的な油っぽい、甘ったるい食べ物の匂いも、今は吐き気を誘発するものでしかなく、服薬しているから飲酒もできない。月見バーガーのシーズンなのにハンバーガーはひと月も食べていないし、麺類や白米も同様。毎日ランチパックをもそもそ食べている。

唯一の楽しみはコーヒー。今までストックしていたカフェに行くいい機会にはなっている、と自分を納得させている。

でもやっぱり、スペシャルティコーヒーはなかなか、しっくり来ないネ。

25/10/04 interview

面接が目白押しだ。

もうすでに9社受けて、うち4つはもう結果が出た。結果が出るのが早いということは、すなわち不合格だ。うち2つ練習と思って受けた、そんなに志望度の高いところではなかったので、さもありなん。もともと書類が通過したのも不思議なポジションだったので、向こうとしても一回会ってみるか、くらいだったのだろう。こちらとしては場数的な意味で差し引きプラスだが、先方はかけた手間で少しばかりマイナスか。「冷やかしで申し訳ない」という僅かばかりの心苦しさはあるが、たぶんメンタルが弱っているからこんなことを感じるだけで、余計なお世話だろう。人事からすれば見極めが仕事だ。

もう2つは、確かに経験と100%合致しているわけではなかったけれど、会社の見ている方向や扱っているものがとても志向に合っていたので、少し落ち込んだ。やはり転職活動はかなりドライな仕組みで、自分の経験と会社が求めている経験がハマるかどうかに過ぎないということは理解しているが、それなりに自信ややりがいを持っていたここ数年の仕事について、活かせると思って応募した先で(少なくとも今は)必要ありません、と言われるのは効く。

そういう意味で、ある程度オープンな、その経験ならここで活かせると思う、と差配してくれるような面談を設けている会社はありがたいな、と思う。そちらの方が会社としても、応募者としてもWin-Winだと思うのだけど、やはり会社の規模が大きくなると難しいのだろう。どこの部署が何をやっていて、どんな経験が求められている、と十全に把握できる人間は、社内のどこだって喉から手が出るほど欲しいに違いない。

 

ここまでクネクネ悩みを書いてしまったが、1ヶ所は通過の連絡をもらえた。これがなかったら今よりさらに落ち込んでいたに違いない。

まだ来週も面接だらけなので、志望動機を考えないといけない。聞かれることの方が少なかった気すらするけど、一応、ね。

25/09/28 tilt

久々に調子がいいので書いてみることにした。

調子とは言うまでもなく心身の調子のことだ。結局食事はできないままで、3週間で計5kg痩せた。医者によれば、1ヶ月間で5kg以上の体重減少は危険と呼べる水準らしい。「頑張って食べられるものを食べて」と言われたけれど、頑張って食べられるのであればこちらだって食べている。コンビニやスーパーマーケットに行って、食べられそうなものを探している間に気持ち悪くなってくるのでどうしようもない。

不眠は薬のおかげでなんとかなっている。効きすぎる睡眠薬の服用をやめたら、寝付けない&夜中に目が覚める症状が、今度は短時間で目が覚める症状にひっくり返ってしまった。しかし、睡眠薬を変えてもらったところ、これがちょうどよく、いつもより長時間寝てしまうけれど、睡眠の質はよくなった。医学に感謝するほかない。

火照りは相変わらず、目が覚めてから2時間くらいは碌に身体を動かせない。2週間前と変わらず、布団の上で「うー」だか「あー」だか言ってゴロゴロする羽目になる。これが本当に苛立たしい。電子機器についてもそうだけど、自分のツールとしての身体が思うように動かないことに本当に腹が立つ。ということも主治医に伝えたら、イライラを抑える漢方も処方された。

と、まあ重大な3つの症状が日常生活に多大な支障を来しているので、休職することになった。とりあえず、3ヶ月。収入が途絶えるのはかなり大きなストレスだが、しかし、それよりも甚大なストレッサーたる職場を避けるためには致し方ない。転職活動にも少なからず影響はありそうだが、仕事をしながらに比べたら、専念できることはありがたい。

ちょっとした休憩だと思って、さっさと次の職場を決めてしまいたい。そういう思いをもとに応募しまくったら、今週は面接だらけになってしまって、うれしいやら、困るやら。

がんばるぞー。

25/09/14 例大祭

八幡宮例大祭の季節だ。

これまで休日は必ずと言っていいほどどこかへ出かけていた自分だが、心身に異常を来してからは(とは言ってもまだ一週間だけど)、どうにも気力が湧かず、布団の上で「うー」だか「あー」だか言ってゴロゴロしているうちに日が暮れていた。

日の入りが早くなったことをこんな状態で実感したくはなかったが、しかし人々の暮らしの営みを見ることが一番自分にとって、部屋で過ごす一日はリラックスよりもむしろストレスになる。近所のスーパーマーケットを一周して、ダイソーを一周して、という散歩が一番精神の平穏を取り戻す助けになる気がしている。

それで例大祭だ。年に一度、大きなお祭りのある地域で育った自分にとって、祭り囃子は血を滾らせるようにDNAに刻まれている。落ち込んでいるときにはもってこいの催しだし、お神輿が出るとなれば行くしかない。

ということで行ってきた。出店も出ていて、浴衣を着ているひともいて、子供たちが踊っていて、お神輿がいくつもえっさほいさと担がれていた。普段の生活では時間的に交わらないから、東京にもちゃんと子供がいて、出店の射的に興じている様子が何か新鮮だった。当然なんだけどもね。

カブトムシが甘い匂いに誘われるように、自分は神輿の姿や太鼓の音に誘われてふらふらしていくので、あちこちの地域のお神輿を見ることができた。それは地域共同体の象徴でもあるから、それを担ぐひとたちの繋がりが、おのぼりさんである(言ってしまえば流れ者の)自分にとっては少し羨ましくもあった。

 

でもやっぱり元気をもらえた。屋台の匂いでは少し気持ち悪くなってしまったけれど、お祭りそのもののエネルギッシュな雰囲気には助けられたみたい。

おかげで食欲も少し出て、たぶん10日ぶりくらいの粉もの...焼きそばを食べた。お好み焼きと迷ったけどね。

25/09/13 just…adjust

シンプルに体調の悪い日が続いている。

あまりプライベートをあけすけにするのもどうかと思うが、すでにこれまで現実の自分を知るひとであればすぐに自分だと分かることもしばしば書いてきたから、今更な心配ではあるのだけど。

どこが悪いかと言えば、これまたシンプルにメンタルである。月初に書いた日記にある「衝撃的な出来事」があまりにストレスで、身体、もとい、自律神経に影響を及ぼし始めた。改めて言うまでもないが、数年ぶり2回目の適応障害である。

2回目であることが幸か不幸か、「あ、来た」とすぐに分かった。食事ができない、身体が火照る。そして自分を苛む、如何ともできない明確なストレス源がある。前回と全く同じ。きっかけそのものの直後には症状は現れなかったから、自分もいくらか神経が太くなったのかな、と思っていたが甘かった。翌日にやってきたし、その日の夜から人生初の不眠までやってきた。仕事の夢で目が覚めたのも人生で初めてだ。

正直ここまでくるとは思っていなかったので、自分で自分がショックだった。図太くなったとばかり思っていたが、そうではなくて、意識的にか無意識的にか、自分のメンタルの調子が崩れないように、丁寧に面倒を見ることができていただけっぽい。だから、外からの大きな衝撃に耐えきれず、決壊してしまったのだろう。最新の耐震・免震の建物もマグニチュード10の揺れには耐えられまい。

だから心療内科に行ってきた。近所に評判の良さそうなところがあったのが幸いだった。あれこれ話していたら、なぜだか分からないが泣けてきてしまって、これまた自分がショックだった。そんなにストレスを溜め込んでいる自覚はなかったし、むしろお酒を中心とした趣味で解消できているとばかり思っていたが、煤のように落ちにくい汚れが分厚くなっていたのかもしれない。たまたまその日持っていたハンドタオルが、さくらももこ展で買った『コジコジ』のハンドタオルだったので、涙を拭うのが少し恥ずかしかった。先生は触れないでいてくれたけど。

少しの薬をもらって、お酒を飲まないように、としっかり言い付けられた。さすがに分かってますよ、と返して、ちゃんと禁酒している。全然「としゅひゃっぺん」じゃないじゃないかという感じだが、しかし、薬に暴走されても困るので致し方ない。

お酒を断つとおつまみも食べなくなり、挙句、食べ物が食べられないという症状によって、1週間で3kg痩せた。朝に食後飲まねばならない薬があるので、カロリーメイト1本(1袋じゃなくて、1袋に入っている2本のうちの1本だ)を5分くらいかけてモソモソ食べ、服薬する。そのあとは毎日16時くらいまでまったく食欲も湧かないし、ちょっとお腹が空いたなと思って冷蔵庫を開いても食べる気にならないどころか、わずかな吐き気すらある。夕方になると胃が動くようで、とりあえず朝に残して湿気ったカロリーメイトを食べるのだけど、これが悲しいのなんの。それを上書きするように、サラダとか、冷奴とか、食べやすいものを食べて、玄米茶を啜って終わり。そりゃ痩せるわな。

眠れないときのために、とこれも人生で初めての睡眠薬ももらったのだけど、飲んでみたら本当に眠れるので驚いた。怖さすら感じるレベル。でもたぶん本当に身体が休まっているわけではないのだと思う。今日は布団から2時間起き上がれなかった。

 

こんなにスラスラと病状について書けるとは思わなかった。苦悩のうちにある人間のほうが文章を生み出しやすいというのはやはり本当らしい。苦悩というか、自分の場合は外圧なのだけど。

とりあえず転職活動を完遂すれば元気になれるはずだから、頑張らねばならないぜ。うあー。

25/09/08 TEN職 2

転職活動がとても大変だ。

前回は実家にいながらだったから、フルスロットルでできていたんだな、としみじみ思った。ので、親に感謝の言葉を送った。

すでに両手の指で足りなくなりそうな人数のエージェントと面談をして、どこでも上がってこなかったが自分で見つけた募集には応募をし始めた。履歴書はシンプルに片付くからさておき、経歴書を書くのには苦労した。ひとまず完成には漕ぎつけたからよかった。

土曜日には髪を泣く泣くバッサリ切って、証明写真も用意した。しかし、自分のなかで「あそこにある」と思っていた証明写真機のところまで行ったら、撤去されていて愕然とした。幸い同じ機種が近くにあったので(とはいえ家を挟んで反対方向だったので骨が折れた)そちらで撮ったが、どうにも上手くいかなかったのでもう1回撮り直す羽目になって落ち込んだ。たしかに外側の掲示のバックライトが微妙に点滅していたんだよな。でも、家に帰って改めて見たら右側の側頭部の髪が結構気になる感じで垂れていた。もうこれ以上試行錯誤するとストレスで死んでしまうと思い、AIやペイントの力をフル活用して修正したら、かなりいい感じにできた。カラースポイト様様だが、そっち方向の才能もあるのかもしれない。

本当は写真館とかでプロに撮ってもらいたかったのだけど、調べてみたら東京のそれはめちゃくちゃ高くてビックリした。地元の町の写真館なら3,000円くらいでCD-ROMにまで焼いてくれたので、その感覚でいたら目玉が飛び出るかと思った。良心的なところはカメラのキタムラくらい。やはり土地代か。

それにしても、エージェントが持ってくる求人はどこも似通うので困る。こちらの提示した条件で絞ったうえで、通過可能性の高いところを持ってくるのだろうからそりゃそうなのだけど、(前も見たぜ)と思いながら求人票を精査するのも徐々につらくなってくる。サービスの本質が転職のサポートで、企業が出している求人は情報の質として差がない以上、ほかと差異を出そうと思ったらちょっと外すとか、企業の求める条件にはやや届かないがチャレンジしてみる枠を持ってくるとか、そういう「味変」をしてくれると、こちらとしてもうれしいのだけど。

うだうだ書いたが本当にめんどくさい! 終身雇用が崩れ始めていると言うなら、もう少しその辺り簡単にしてくれ! あー!