23/01/10 I/O

インプットが足りていないと痛感している。

日記をつらつらと書き始めてから、一冊のまとまった本を長らく読んでいないことを思い出したし、そういう視点でほかのはてなブログの記事を読んでみると、しっかり推敲して書いてあるということを抜きにしても、なんというかまとまりがある。

140字ぶったぎり文章しか書いてこなかったことと、血肉となる栄養源たる他人の文章を摂取することを怠ってきたことを今日とみに感じた。

 

実際、自分が文章を書くときに用いるスタイルの幅は、自分で実感できるほど狭い。

そういう点ではかなり自分の文章は嫌いだ。

大枠で端的に語って、「正確には」とか言って付け足したり、「いや、たぶん」と言って異なる可能性の余地を残したりする書き方。腹立たしい。

接続詞も似たり寄ったりだし、結局、自分の思索があちこち寄り道するのが悪いのだが、どこまで行っても浮気性のとっ散らかりテキストができあがってしまう。

 

それを矯正することも考えてこの日記を始めたわけだけど、アウトプットにはやはりインプットは欠かせないということを思い出せてよかった、と思う。

それはテキストのスタイルの幅を持たせるという意味でも、ものごとに対する捉え方とか、答えのない問いに対する考え方という意味でも、さながら筋トレ後にプロテインを飲むように、入出力のバランスを取らなくてはいけないのだ。

そういう点ではエッセイはめーっちゃ読みたい。さくらももこ以外に著名なエッセイストを知らないけど。エッセイストになりたいわけでもないけど。

日常の些細なことに機敏になれる方法を、インプットしたい。