24/01/17 CAN I CELEBRATE?

先月、今月と、友人の誕生日を祝った。
今まで祝ってこなかったのかと誤解を招きそうな書き方になってしまったが、いざ振り返ってみると、Twitterで祝福のリプライを送ることを「祝う」と言ってしまってよいのだろうか、という気もしてくる。

そう、そんな祝い方しかしてこなかった、むしろそれこそが一般的だった身としては、誰かの誕生日を盛大に、良いものを食べたり、パーッと遊んだりして祝うというのは新鮮に感じられたのだ。冷静になって考えてみると、一部の友人(特に、明らかに自分とは生き方が異なっている、どうして友人関係になれたのかちょっと不思議な層)がインスタに誕生日パーティ的な写真を上げていたことを思い出して、「そういうことだったのか」と合点した。

しかし、当然、プレゼントを贈るという習慣も、せいぜいが家族くらいの範囲で生きてきたので頭になかった。よーく思い出してみると、そういえば高校生のころはお菓子とか、ジュース20本とか、顔面パイとかプレゼント(?)していたな、という思い出も蘇ってきたが、それももう結構昔の話、それなりの年齢になって人に贈るものをうまく選べないというのも少し恥ずかしい話である。お酒とか、文房具なら予算に合わせて見繕えるけれど、いずれもが当てはまらない場合、困る。

自分が貰って嬉しいもの、みたいな考え方もあるけれど、当の自分は何かを買うときかなり、かなり比較検討・吟味するタイプなので、貰ったものを使わずに大事に仕舞い込んだり飾ったりして、嫌がられることすらあり、たぶん参考にしない方が良いのだ(今まで交際したひとたちにも、「あなたにはプレゼントを贈りにくい」と言われていた。どんだけだよ)。

話題を元に戻すと、親しいひとの誕生日を祝うというのは、とんでもなく楽しい。普通に飲酒して遊ぶのとはまた違って、「本日の主役」がいるのは面白い。たぶんこれは誕生日という名目である必要はなくて、とにかく祝われる主役がいることが大切っぽい。まあ確かに、持て囃されて嫌な気分になることってそんなにないし、持て囃して嫌な気分になることもない。仲が良ければ尚更。

ということで、これからは積極的にお祝いしていこうと思いました。めでたいことは、よきかな~。

 

今日のお酒:オールドエンジンオイル(クラフトビール