23/04/22 Drought of Thought

日記とエッセイは、実は結構違うらしい。

エッセイは日記に包含されるものだとばかり思っていたが、それはある日にあったこと、という時間的束縛とは至って無縁で、ただ思ったことや考えたことを書きつけるものらしい。とすると「としゅひゃっぺん」はエッセイばかりだ。タグとかカテゴリで嘘をついてしまっている。

その日起きたこと、という枠組みに従って何か書いていくのであれば、平日は本当に無味乾燥な「働いた」の5文字でおおよそ終わってしまう。中身を書いたら普通に情報漏洩だし、食事にはあまり興味がないから語るところもない。外出して済ませた用事くらいなら、100文字もあればまとまる規模だ。しかもこのところ年度の切り替わりで忙しいから、「働いた」が占める24時間の割合が大きくなっている。「働ーいーた」くらいある。労働者たちのツイートが本当に味気のない、空虚なものだらけになっていくのがなんとなくわかってきた日々だ。

閑話休題、必然、ゆったりと過ごすことができる時間は減り、考えること、感じることも比例して減ってきている。そのせいで書く頻度が下がりがち。週の前半までは疲労ゲージにまだ余裕があるから、書き溜めた15文字程度のメモをもとに頑張って書くけれど、週の後半には眠気に耐えかねて床に転がり込んでいる。さみしい。

一方で、ぐっすり寝てから過ごす休日も割と忙しなくあちこちに出かけているから、「日記」のネタにはあふれているけれど、こちらも疲れて帰るのですぐにぐーすか寝てしまう。立ち飲み屋に行ったらおしまいだ。

思えば、平日の疲れはどちらかと言えば精神的疲労で、休日のそれは肉体的疲労だ。なんかバランス良さそうに見えるけど、日数の比で言えば5:2だからバランスが悪すぎる。

ああ!完全週休三日制になってほしい!そうしたらもっと日記も彩り溢れたものになるのになあ!

 

今日のお酒:ポンジュースサワー