23/04/16 煙花Encount

気付けばほぼ一週間も空いてしまっていた。

何をしていたかというと、もちろん平日は労働なのだけれど、そこに加えて歓迎会ラッシュに襲われ、いつもの生活リズム(もとから整っているわけではないけど)が乱れてしまい、つらつらと思ったことを言語化する余裕が無かった。やはり、酔いを深めながら文章を書くことと、酔った状態から文章を書き始めることには、難易度に天と地ほどの差があると明確に身体で覚えた。

もちろん、書けないこともないのだけど、既にシナプスはアルコールにどっぷり浸かっている状態なので、「酔ってて気分最高だぜいえーい」みたいなことしか思いつかないし、何か思いついてもすぐにどこかへ飛んで行ってしまって、文章として出力する前に雲散霧消する(代わりに「いえーい」がやってくる)から、やっぱり書かない方が良さそう。

それはそれとして、近ごろはもう冬の名残も消え去って、完全に春眠暁を覚えずの体現者になってしまっている。どれだけ寝てもなんだかふわふわした眠気が身体のなかを動き回っていて、ちょっとでも気を抜くとすぐに夢の世界に落ちて行ってしまう、不思議な季節。

そう思っていたら、花粉の飛散も落ち着いたようで、近所の木々も花を散らして青々とした葉っぱを茂らせ始めていて、初夏の兆しを感じさせてくれる。今日は突然の雨に加えて雹が降って驚いたけれど、大きな雨粒を感じさせる鈍い屋根の響きこそ完全に夏の足音だ。

気付けば四月ももう半ば。新年度に合わせていろいろなところが入会キャンペーンを開催していて、ジムに通ってみようかな、とか、音楽教室に通ってみようかな、とか思うけど、結局行動に移せていない。暖かさに当てられて決断力も鈍ってしまっているのかしら。

そういえばそろそろ藤の花が見頃らしい。ゲリラ豪雨の声、花落つること知る多少。来週まで咲いていてくれるといいな。

休日に何をしていたか書きそびれてしまったけど、まあ、明日でいいや。こんな気分も、たぶん春のせい。

 

今日のお酒:ズブロッカ