23/03/18 dos

あれやこれやしているうちに二日も怠けてしまった。間が空いても続けることが大事と自分で言ったので、ドカンとやる。

 

一昨夜は初日から「シン・仮面ライダー」を見に行った。が、「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」とは異なり、かなり面白くなかった、というのが正直な感想になる。Twitterを見ていると、仮面ライダーオタクは大はしゃぎしているので、なるほどパンピー向けではなかったのね、と納得している。

自分もいろいろとオタクの気があるのは自覚しているが、それでも、2時間くらいの映画のなかで、「あのシーンはどこそこのオマージュだ」ということを推定・記憶しながら、進展していくストーリーを追い続けられるのはどういう並行処理能力なんだよ、と驚嘆する。愛のなせる業ということだろうか。

ともかくとして、自分には楽しむことができず、後味の悪い金曜日だった。

 

そして昨日は雨天のうえ、とんでもなく寒い日だった。

ちょうど特別展が続々とスタートしているから、そのうちのどれかに行こうと思っていたが、窓に打ち付ける雨の音で心までも折れた。ので、積んでいたゲームをいくつかプレイした(まだ100本くらい積んでいる)。

「7 Days to End with You」と「florence」をプレイしたので、その感想でも書こうかと思ったけれど、なんだか最近「今日したこと/行ったところ+その感想」形式の日記ばかりではないかと気付いた。

もう少し随想というか、思索というか、日々の気付きみたいなことを書き記していきたいが、なかなかインプットに欠ける日々が続くと、アウトプットも先細ってしまうのだなあと痛感する。平日の無味乾燥な労働も、もっと刺激にあふれるものであればいいのだが、手元のちまちました些事に頭を捻っているうちに、あっという間に人生が進んでいく。

いろいろやろうと決めていたことも、1割くらいしかできていないまま、今年も25%が終わろうとしている事実に震撼する。本当はもっと「朝」と定義される時間に起床すれば、休日を有効に過ごせて、新しいことにも挑みやすいのだろうけど、「意味ある時間」にしようとするその態度自体も、効率主義的側面から敬遠するところが少しあって、板挟みだ。

そのときそのときでしたいことをすればよい、という信条/心情は、目標の達成とはすこぶる相性が悪い。晴耕雨読に振り切れればいいのだが、あいにくコンクリートジャングルに身を置いてしまっている。文明が生み出した世界の余白に生まれたものたちを好むからこそ、それに対置される非文明的生活にはなじみにくい。

どこでもドアがあれば、こんなことで悩まされなくても済むのになあ。