23/03/08 Jump Up Super High

縄跳びを買った。

友人が運動のために始めたと言っていて、調べてみたら千円くらいのものだったから買ってみたところ、これがなかなか良い。ランニングしようと思ったら、唯一にして最大の課題である「着替え」が立ちはだかってきて、当然のごとく乗り越えられずルームウェアのままゴロゴロすることになるのだが、縄跳びなら人目につかない家の裏でできるから、着替える必要がない。これは大きい。

ちょっと気が向いたときにできる、ということが継続においては大切なことだと最近痛感しているから、「よし、やるぞ」の気合入れが必要な行いは極力避けて、すぐ始められるようにしておくことが大事だと実感した。楽器だって、すぐ手に取れる場所にあれば毎日短時間でも触れるし、何よりこの日記もブックマークバーに常駐させているから続いているようなところもある。

ともあれ、この花粉真っ盛りの季節にマスクもせずに外に出て、あまつさえ呼吸が激しくなる運動までしてしまっては、むしろ健康を破壊してしまうから、もちろんマスクをしたまま縄跳びをするのだけど、当然苦しい。だから、ある程度跳んだら休憩を挟む、筋トレのようなことをしているのだけれど、この休憩の時間が、初春のこの時期にはたまらなく良い。

汗ばむ陽気に、鳥の鳴き声、風に散る梅の花、そよ風になびく植木、どれをとってもパソコンに向き合いっぱなしの五感を刺激してくれる。動かさない筋肉がやせ細っていくように、神経も同様、感覚も鈍っていくのだから、全身が受け止める外界の変化を、食事のごとく摂取し続けていたいと思う。

鼻がムズムズするような刺激は御免だけども...。