23/03/03 相似する

また書きながら寝落ちしていた。疲れているのかもしれない。

 

掃除機をかけるのが大好きだ。多いときは一日三回かける。朝昼晩と。

部屋が砂嵐のなかに建っているわけではないし、ペットを飼っているわけでもない。ただ小さい毛玉が落ちていたり、髪の毛が落ちていたりすると、さっき綺麗にしたばかりなのに!とぷりぷり怒りながら(何に対して?)、手で拾って捨てればいいものを、わざわざ掃除機をかけ直す。さすがに近所迷惑になりそうな深夜(よくこの日記を書いている時間帯だ)にはかけないので、そのころにゴミを見つけると、かなりもどかしい。

動かすのが面倒な家具、たとえばベッドや机も月に一回は動かして溜まったホコリを吸い取るし、水拭きまでする。机の隅だとかPCの吸気孔だとか、細かいホコリが付くところはクイックルワイパーで巻き取り、キーボードはエアダスターで吹き飛ばし、カーペットは掃除機にプラスしてコロコロで引きはがし、片っ端から部屋の塵芥を排する態勢が整っている。

目下は洗濯機の下の防水パンを綺麗にしたい。ホコリの塊が見えるのに取れないのは気が狂いそうになる。

 

 

汚れを取り除く、という意味では入浴も洗濯も、ある意味断捨離も大好きだ。

余計なものを取り除いて、より純粋なものにしていく作業。そしてそれそのものに専念できて、思考を無の状態にできる作業。

ミニマリストとか向いているのかも、と思ったが、そこまでの覚悟はないな、と思い直した。それに、ものがないことが好きなのではなく、洗練されていることが好きなのだ。部屋で言えば、不要なものがなくて、好みのもの、便利なもの、欠かせないものしかない空間にしていきたいのだと思う。時間の用い方も同様だ。

悪く言えば極端だが、良く言えば純粋、そういう状態をwell beingと感じるのだろう。洗練された純粋な状態を好しとする、この姿勢が身を滅ぼしかねない気がしないでもない。

 

お酒:ウッドフォードリザーブ

注文したディーンストンが届かなくて萎えている。